My桜 inあやべ
にょきにょきの杜の綾部の庭には3本の桜の木があります。
ここは私の祖父が80年ほど昔に移り住んで、小さな村のお寺をたてた所です。
私の小さい頃にはこの桜の木の下にお芝居がやって来て、村の人たちが集まり、祖母が大きな釜で炊き込みご飯を炊き、煮しめ、五目汁などをふるまって、みんなで賑やかで楽しい時間を過ごしました。
そうです、この桜は沢山のひとを楽しませる為に植えられたのですよ。
そんな桜なのに、祖父母や母が亡くなり、私もなかなか帰ることが出来ず、ここ何十年さみしく、ひっそりと咲いていたのです(´;ω;`) 毎年、毎年ただ春になると静かに自分の使命?を全うしてきたのですね。
もう、散ってしまっているのかなと思って帰ったのに、桜は賑やかに愛でられていたときを思い出したかのように、私が着いた時は、はっとするくらいに美しく、満開で迎えてくれ、そして、次の日は優美な花吹雪ではらはらと散り始めました。 近所の人たちや娘たち家族とバーべキューをしながら、心からを愛で、桜の気持ちを感じたような気分になり感謝で一杯になりました。
自分の庭に樹齢80ねん以上の桜があるなんて贅沢すぎですよね!
そして、そんな祖父母の思いをまた、復活したくてにょきにょきの杜を作ります。 桜ももう古木、あとどのくらい咲いてくれるのかわかりませんので、出来ることなら、皆さんもぜひ、来年のお花見にお越し頂き、頑張ってる桜を褒めてくださればうれしいです。。。
今日、素晴らしいハロと彩雲を見ました。いい事ありそう